ファルコン9の打ち上げ履歴

ファルコン9の打ち上げ履歴ではこれまでに打ち上げられたファルコン9ロケットとその発展型ファルコンヘビーの詳細について記述する。

打上げ年別データ

打ち上げ履歴

2017年以前

2017年の打ち上げ

2018年の打ち上げ

2019年の打ち上げ

2020年の打ち上げ

2021年の打ち上げ

2022年の打ち上げ

2023年の打ち上げ

スペースXは2023年にファルコン系列のロケットを96回打ち上げた（ファルコン9が91回、ファルコンヘビーが5回）。同社のCEOのイーロン・マスクとスペースX社長のグウィン・ショットウェルはそれぞれ2022年後半と2023年初頭に同社が2023年にファルコンの打ち上げを最大100回試みる予定であると述べていた。いずれにせよ、スペースXは打ち上げ頻度を増やし、2023年9月までにこれまでの自社の年間打ち上げ回数記録の61回と、同一系列ロケットによる年間打ち上げ回数の世界記録である64回を上回った。その後、2023年の10月、11月、12月までにそれぞれ年間70回、80回、90回の打ち上げを完了した最初の系列となった。注目すべき点は、スペースXが2022年12月8日 22:27 UTCから2023年12月8日 8:03 UTCまでの連続した365日（1年）で、2023年に飛行した2回のスターシップを含めて100回の打ち上げを完了したことにある。非公開のペイロード質量を除いて、スペースXは2023年に1,200 トンを打ち上げたが、これは離陸準備の整ったファルコン9ロケット自体の2.19倍の質量となる。

2024年の打ち上げ

7月12日時点で、2024年に入ってから70回の打ち上げが行われた。そのうちの一回は失敗に終わったStarlink Group 9-3の打ち上げだった。ビル・ガーステンマイヤーは、2023年10月の米上院商業委員会の宇宙小委員会でスペースXが2024年に大体144回の飛行、あるいは月間12回の飛行を目標にしていると語った。キコ・ドンチェフは、打ち上げシステム（発射台、回収、飛行ハードウェア）には計画的なメンテナンス、大きな失敗や天候によってスケジュールが中断されても平均打ち上げ頻度を維持するには、月13回の打ち上げが可能な能力が必要だと述べた。マスクは、スペースXが2024年にファルコン系列での軌道への総打ち上げ質量を50%増大させることを狙っていると述べた。その後、ジョン・エドワーズは年間148回というさらに少し高い目標を掲げた。スペースXは、2024年に入ってすでに937トンの貨物を軌道に輸送し、これは打ち上げ準備が整ったファルコン9ロケットの1.706倍の質量となる。

打ち上げ予定

今後の打ち上げは、確固たる計画がある場合に時系列で記載されている。公式のスペースXマニフェストにはスケジュールが含まれていないため、後の打ち上げの順序はそれほど確実ではない。仮の打ち上げ日は、各打ち上げについてさまざまな情報源から引用されている。打ち上げは、記載された日付「以降」に行われると予想されている。~で示される打ち上げごとのスターリンク衛星の数は、同じ軌道への以前の打ち上げに基づく予想であり、正確な数が3日以上前に公表されることはめったにない。