伊藤 亮太郎(いとう りょうたろう、1973年〈昭和47年〉5月21日 - )は、千葉県出身の、日本のヴァイオリン奏者。

人物・来歴

小学生の頃から各種コンクールに参加し、桐朋女子高等学校音楽科(共学)、桐朋学園大学に進む。

1992年(平成4年)から1年間、ロンドンに留学した後、同大学ソリスト・ディプロマコースを修了した。

ヴァイオリンを、江藤俊哉、ジェルジ・パウク、堀正文、澤和樹に師事した。

1997年(平成9年)、弦楽四重奏団「ARCO」(第1ヴァイオリン・伊藤亮太郎、第2ヴァイオリン・双紙正哉、ヴィオラ・柳瀬省太、チェロ・古川展生)を結成した。

1999年(平成11年)に、大阪室内楽コンクールで第3位に入賞、2000年(平成12年)9月に「アンダンテ・カンタービレ」を、2002年(平成14年)3月に「ハイドン・皇帝」をリリースした。

2002年(平成14年)、第1回千葉市芸術文化新人賞受賞。

2005年(平成17年)から2015年(平成27年)まで、札幌交響楽団のコンサートマスターを務める。

2015年(平成27年)から2024年(令和6年)までNHK交響楽団コンサートマスターを務める。

コンクール歴

  • 1985年 第39回全日本学生音楽コンクール全国大会小学生の部で第1位
  • 1987年 ユーディ・メニューイン国際コンクールで第4位
  • 1989年 第58回日本音楽コンクールで第1位、黒柳賞、レウカディア賞
  • 1992年
    • 日本国際音楽コンクールで第4位
    • 第1回フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウス・コンクールで優勝(ストラディヴァリウスのレインヴィルを貸与される)
  • 1993年
    • マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽演奏コンクールで第2位
    • ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクールで第3位、スイス放送音楽賞
  • 1994年
    • チャイコフスキー国際コンクールでディプロマ賞
    • 第15回霧島国際音楽祭賞

脚注

注釈

出典


東京・春・音楽祭-東京のオペラの森-|アーティスト|伊藤亮太郎

【ライブ配信有】伊藤亮太郎と名手たちによる弦楽アンサンブル ヤマハホールぶらあぼ特設サイト

伊藤亮太郎(ヴァイオリン)

楽員インタビュー N響オーチャード定期 Bunkamura

伊藤 龍太郎 キャスティング業務用データベース「タレメcasting NEXT」