ラグビーフィジー代表は、フィジーラグビー協会によるフィジーのラグビーユニオンのナショナルチームである。愛称は「フライング・フィジアンズ」。

概要

トンガ・サモアとともにパシフィック・トライネイションズを形成していた。

W杯では第1回でベスト8に進出し、変幻自在のパスワークとランニングからフィジアン・マジックとも呼ばれた。

1986年から1992年にかけて、スーパーラグビーの前身大会となるサウスパシフィック・チャンピオンシップに参加していた。

2007年より元ワールドのイリ・タブアが監督に就任。2007年大会では格上のウェールズ代表に勝利してベスト8に進出した。

2006年からパシフィック・ネイションズカップに参加している。

2020年、オータム・ネイションズカップに参加。

試合前のウォークライはジンビ (Cibi)。

2022年1月から、ワールドラグビーにより代表資格に関する新たなルールが加わった。これにより、他国代表としての出場から36カ月以上が経過した選手は、本人または両親か祖父母が生まれた国の代表に変更できることになった。フィジーのほか、サモアやトンガなど南太平洋諸国の選手が経済的事情などで外国へ流出している状況への配慮となる。

新しい代表資格ルール適用により、セタ・タマニバル(元ニュージーランド代表Cap3)は2022年からフィジー代表として出場している。

ワールドカップの成績

  • 1987年 - ベスト8
  • 1991年 - プール戦敗退
  • 1995年 - 地区予選敗退
  • 1999年 - プレーオフ敗退
  • 2003年 - プール戦敗退
  • 2007年 - ベスト8
  • 2011年 - プール戦敗退
  • 2015年 - プール戦敗退
  • 2019年 - プール戦敗退
  • 2023年 - ベスト8
  • 2027年 - 出場権獲得

選手

現在の代表

フィジー代表スコッド

  • ヘッドコーチ : ミック・バーン
  • キャプテン : ワイセア・ナヤザレヴ

※所属、 キャップ数(Cap)は2024年11月2日現在

ワールドラグビー男子ランキング

ワールドラグビーが発表するデータにもとづく。


かつての主な代表選手

  • ワイサレ・セレビ
  • ニッキー・リトル
  • セコベ・レアウェレ
  • セミシ・サウカワ

脚注

関連項目

  • 7人制ラグビー男子フィジー代表

外部リンク

  • フィジーラグビー協会

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フィジー代表|ラグビーワールドカップ2019日本大会 スポーツ:朝日新聞デジタル